羽佐間 道夫の 声優への道♪ワンポイントアドバイス♪vol.1

こちらのページでは、
羽佐間道夫自身の人生経験にて培った様々な知識・うんちくを隔月でありのままに語るコーナーです。
尚、これに関する質問相談は受け付けておりませんので悪しからず・・・。

第1回 「食ったものしか、出ねーんだな」


羽佐間道夫ワンポイントアドバイスvol1

あくまでも、羽佐間の経験をベースにしたアドバイスですから、絶対ではありません。

「食ったものしか、出ねーんだな」

此れは、ご存知、詩人〔あいだみつお〕の言葉です。

声優の道を歩む方に、メソッドはありません。

あるとすれば、正しく全てを表すのがこの言葉です。

絵にしても、本にしても、演劇にしても、映画にしても、

漫才、落語、講談、音楽、自然などなど目にするもの、耳に聞こえたものを

どんどん身体に吸収する事です。

つまり、「食う事」です。

声優は、語るのですから声に出さなければなりません。

先ずは、聞いたものを、マネで良いですからもう一回「出して」見ることです。

好きな人の芸、感動したものを頭の中にしまっておいて

それを自分でマネして見る事です。

まったく似ている必要はありません。

しかし、物まねが将来色んな事に役立つものです。

小生の場合、落語が好きで、志ん生、円生、文楽をよく真似していました。

後は、想像力を逞しくして、象がしゃべったら、サルがしゃべったら、

鈴虫がしゃべったら、或いは、無機質の壁がしゃべったら、風がしゃべったら

等と状況を勝手に考えて、思い切って大きな声を出してみましょう。

象がしゃべる「ドラえもん」なんてミスマッチが、思いがけない自分を見つけたりするものです。

そんなことを、続けていくうちに、自分にあったトーンが何なのか発見したりします。

まず、色んなものを食べて、何が出てくるのかを確かめましょう。

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