2014年3月3日(月)24:00~24:49 NHKBS1 ヴォイスオーバー

たはら あるの2
【ヴォイスオーバー】田原アルノ:サラム・ファイヤド役
【番組】「BS世界のドキュメンタリー パレスチナ 国家承認への道 前編」
【内容】パレスチナ問題の解決策として模索されているのが、イスラエルとの「二国家共存解決策」。しかし、そのためにはパレスチナが国家として承認されなくてはならない。
194番目の国連加盟を目指す闘いの先頭に立つパレスチナ暫定自治政府の首相だったサラム・ファイヤドに密着し、各方面で高まる「国家承認」支持の動きを追う。
一般住民から国の指導者まで、多種多様な人物の証言は、国家承認の機運の高まりを裏付けると同時にパレスチナ問題の今を重層的に見せている。その前編は、「二国家共存解決策」へ高まるうねりを描く。イスラエルへのパレスチナ人の移動が制限され、経済的にはイスラエルに依存する厳しい状況が続くパレスチナ。総予算25億ドル(約2500億円)の半分以上が各国からの寄付、借入で賄われているため、国際社会からの信頼は必須なこととなっている。首相ファイヤドの国内課題は、自治政府内の治安回復と政府の統治機構の構築だった。さらに、教育や医療などに支援を回し、戦いに固執するパレスチナ人を癒そうともする。この前編では、パレスチナ人に息子を殺されながらも和解を説くユダヤ人男性、学生、パレスチナ人のブロガーなどが出演し、平和には「二国家共存解決策」が不可避であり、イスラエルの国益にもつながるという考えが広がっていることが描かれる。※放送予定は、変更となる場合がございます。
【再放送】3月11日(火)18:00~18:50 NHKBS1にて再放送